メリットと特徴
● 使用レベルが低い
少量の使用量で、高品質の遅硬化性エマルジョンが形成されます。
● 安全で取り扱いが簡単。
QXME 11は可燃性溶剤を含まないため、より安全に使用できます。低粘度、低流動点、そして水溶性という特性により、乳化剤としてもスラリーのブレークコントロール添加剤(遅延剤)としても容易に安全に使用できます。
● 接着性に優れています。
QXME 11 で製造されたエマルジョンは粒子電荷テストに合格し、珪質骨材への優れた接着性を提供します。
● 酸は必要ありません。
石鹸の製造には酸は必要ありません。コンクリートのタックコート、バイオベースバインダーの乳化、水溶性増粘剤の配合など、用途によっては、中性pHのエマルジョンが適しています。
保管および取り扱い。
QXME 11 は炭素鋼タンクに保管できます。
QXME 11はポリエチレンおよびポリプロピレンと互換性があります。バルク保管では加熱は不要です。
QXME 11には第四級アミンが含まれており、皮膚や目に重度の刺激や火傷を引き起こす可能性があります。本製品を取り扱う際は、保護眼鏡と手袋を着用してください。
詳細については、安全データシートを参照してください。
物理的および化学的性質
外観 | |||
形状 | 液体 | ||
色 | 黄色 | ||
臭い | アルコールのような | ||
安全性データ | |||
pH | 6-9at 5%溶液 | ||
流動点 | <-20℃ | ||
沸点/沸点範囲 | データなし | ||
引火点 | 18℃ | ||
方法 | アベル・ペンスキー DIN 51755 | ||
発火温度 | 460℃ 2-プロパノール/空気 | ||
蒸発率 | データなし | ||
可燃性(固体、ガス) | 適用できない | ||
可燃性(液体) | 引火性の高い液体および蒸気 | ||
爆発下限値 | 2%(V) 2-プロパノール/空気 | ||
爆発上限 | 13%(V) 2-プロパノール/空気 | ||
蒸気圧 | データなし | ||
相対蒸気密度 | データなし | ||
密度 | 20℃で900kg/m3 |
CAS番号:68607-20-4
アイテム | 仕様 |
外観(25℃) | 黄色、液体 |
含有量(MW=245.5)(%) | 48.0-52.0 |
遊離アミン(MW=195)(%) | 最大2.0 |
カラー(ガードナー) | 最大8.0 |
PH値(5%1:1IPA/水) | 6.0~9.0 |
(1)900kg/IBC、18mt/fcl。
(2) 180kg/スチールドラム、14.4mt/fcl。